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ポリー、バスに乗る

One nervous first ride, a capybara who has seen it all, and the exact moment a new neighborhood starts feeling like home.

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ポリー、バスに乗る

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バスは古い絵はがきのような色をして現れ、ハンドルの向こうには、同じ路線を何年も走ってきて今もそれが好きだという落ち着きをたたえたカピバラが座っていた。「このバスは町の中心に行きますか。中央広場に行きたいのですが。」カピバラはとてもゆっくりうなずいた。そのうなずき方そのものが安心をくれた。扉は招待状のように折れて開いた。

「切符を一枚ください。この路線は初めてです。」初めての人こそカピバラの得意分野だった。「いくらですか。今日は硬貨しか持っていません。」硬貨は一枚ずつトレーに数え入れられ、そのあいだバスは、いらだつ音ひとつ立てずに待っていた。ポリーは窓...

「切符を一枚ください。この路線は初めてです。」初めての人こそカピバラの得意分野だった。「いくらですか。今日は硬貨しか持っていません。」硬貨は一枚ずつトレーに数え入れられ、そのあいだバスは、いらだつ音ひとつ立てずに待っていた。ポリーは窓ぎわの席を選び、町がひとりでに並び直していくのを眺めた。市場、角のカフェ、みんなが曲がりまちがえる噴水。

「中央広場へは、どこで降りればいいですか。」赤いボタンの上にはもう翼が浮かんでいた。カピバラが片方の耳を後ろへ傾ける。「次の停留所ですね!よかった、もう扉のところに行きます。」広場が現れた。広くて、意見を持ったハトでいっぱいだった。「...

「中央広場へは、どこで降りればいいですか。」赤いボタンの上にはもう翼が浮かんでいた。カピバラが片方の耳を後ろへ傾ける。「次の停留所ですね!よかった、もう扉のところに行きます。」広場が現れた。広くて、意見を持ったハトでいっぱいだった。「待っていてくださって、ありがとうございます!またね!」扉が折りたたまれて閉まり、絵はがきは走っていき、ポリーは新しい街のまん中に立って、初めて、家までの道を知っている者になった気がした。

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